しがない不動産会社を経営するしがない社長のブログ

不動産で独立するまでの事、これからの事をつづります

【自己紹介】これから不動産で独立・起業したいと思っている人へ①

はじめまして、しがない不動産会社を経営するしがない社長です。

 

当ブログにお越しいただいてありがとうございます。

 

 

このブログでは今現在不動産会社に勤めている方も、今は他業種で働いている方も、フリーターの方も、なるべく多くの方にどうやって独立するか、どうやって経営していくか、不動産会社の収益の仕組みなどをざっくばらんにお伝えできればと思っています。

 

 

当ブログを見ているということは、「将来的に(今すぐにでも)不動産で独立したい」という気持ちが少しでもあるのではないかと思います。

たくさんお金を稼ぎたい、会社の人間関係から解放されたい、もう十分独立して稼いでいく自信がある、自由に生きたい。モチベーションはそれぞれあると思います。

 

不動産で独立・起業するということは、その夢をかなえる選択肢としては決して間違っていないと思います。むしろ正解だと思います。苦しい時期もあるし、うまくいかない事もあります。ただ、どの業界でもそうだと思いますが、あきらめずに続けていけば結果はでます。しかも不動産は大きなリターン、結果がでます。

 

 

話がそれる前に私のことを話します。ちょっと長くなりますがお付き合いください。

 

四年制大学を出たあと、5年ほどサラリーマンをしておりました。

まったく不動産と関係のない、むしろ営業とすらまったく関係のない事務職をしておりました。庶務のようなものです。

就職する前はもう少し刺激的な世界を想像していたのですが、実際は超絶地味な事務作業の繰り返しでした。(完全に私の選択ミスでした)

完全に年功序列の世界で、黙っていても毎年少しずつベース給が上がって、何となく65くらいで定年を迎えて退職金をもらってあとは年金暮らしみたいな職場でした。業界的にもそこそこ有名で歴史も長い会社ですから、日本的といえば日本的な会社です。

先輩や上司を見れば、自分の将来の姿が容易に想像できる感じでした。

もともと組織になじめない人間というか集団行動ができない人間でした。別に飛びぬけて何かの才能があったとか一切ありません。単純に「右へならえ」が苦手でした。

なので当然、職場でも結構浮いてました。上司や先輩、数少ない同期ともソリが合わなかったです。

平凡な人生が嫌だというのが心のどこかにあり、態度に出ていたのかもしれません。

 

こんな状況で5年ほど働きました。(耐えました)

就職して早々に辞めたいと思っており、転職しなきゃなーなんて考えながら日々を過ごしてました。

4年目の中頃のある日、上司に連れられイヤイヤながら女の子がいる飲み屋さんで飲んでたとき、狭い店だったので、横で飲んでたとある不動産会社の社長さんたちと一緒に飲む感じになりました。(飲んでるとよくあるやつです)

その人たちは繰り返し「不動産は儲かるよー」「社長はいいよー」って言ってました。

影響を受けやすい多感な時期(?)だった私にとって、衝撃的な出会いでした。

聞くとその社長も30代中頃で、大学を出たあと不動産会社数社の営業を経て独立されたそうです。

確かに不動産の社長はお金をもっているイメージがありました。皆さんもあると思います。(それ以前にもたまたま何気なく見ていた知り合いの不動産営業マンがフェイス●ックで羽振りのいい遊びをしているのを見たこともあり、不動産には興味はもっていました)

その社長も店ではシャンパンだのなんだのと(あまりお酒詳しくありません)派手に飲んでました。

早くこの人たちのようにお金持ちになりたい、自由になりたい。強烈にモチベーションが刺激されました。

一晩にして不動産業に興味を持った私は、不動産についてあれこれ調べるようになりました。

不動産業界の現状や将来性、どんな会社があるのか、どんな業態があるのか、どんな職種があるのか、徹底的に調べました。

そこから退職まで社内調整も含めてなんだかんだで半年くらいかかったと思います。

ちなみに不動産営業は各社いつも人が足りてないので、特に経歴に大きな傷がない私は面接日に即日採用されました。

このとき年齢もすでに20代後半に差し掛かっていて、未経験で転職できるギリギリ最後のラインにいたと思います。

あの時決断して本当によかったと今でも思います。

 

ちょっと長くなりそうなので、②へ続きます。