しがない不動産会社を経営するしがない社長のブログ

不動産で独立するまでの事、これからの事をつづります

【自己紹介】これから不動産で独立・起業したいと思っている人へ②

 

前回の自己紹介①

https://fudousan-de-dokuritsu.hatenablog.com/entry/jiko-shokai1

の続きです。

 

一晩で一撃で不動産業に心を奪われた私は、来る日も来る日も不動産について調べまくりました。

最速で独立できる業種は何か、どのような資格が必要か、どのような人脈が必要か。

徹底的に調べた結果、最善の手は中規模の仲介会社に入ることだと思いました。

 

大手は案件はいろいろと数多くこなせるものの、営業なら営業部だけ、契約なら契約部だけと分業体制ができており、営業から契約・決済まで一気通貫でできないのではないかという懸念がありました。(ふたを開けてみれば実は全然そんなことなくて、むしろ大手こそ営業から契約・決済まで自己完結するのが当たり前だと後になってわかりました)

また、小規模の会社(町の不動産屋さんくらい)だと、案件が少なくて経験不足になるのではないか、幅広い人脈が持てないのではないかという懸念がありました。

 

以上の事から、中規模(20人~50人)で、ある程度一人で営業~契約・決済までやらせてもらえる会社がいいと思いました。

また私は独立まで視野に入れていたので、大きな資本が必要なデベロッパーや銀行との提携が必要な買取業者、あるいは管理会社のような業態ではなく、あくまで在庫を持たず「買いたい人」と「売りたい人」を結びつけるだけの仲介会社が一番いいと思いました。

 

色々と調べた結果、私は都内の中規模の不動産仲介会社に勤めることになりました。

 

その会社は創業数年の若い会社だったので、次々と仕事が回されてきました。

負けず嫌いの性格もあり、どんどん仕事をやりました。

何より独立したいという明確な目標があったので、月々の営業ノルマや契約書の作成、その他の雑務まで、まったく苦痛ではありませんでした。

一緒に働いていた社員の方々もモチベーションが高く、熱心に営業のノウハウを教えてくれました。

年下上司もたくさんいましたが、貴重な時間をさいて教えていただいているという気持ちで一生懸命勉強しました。

不動産は独立しやすい業種であり、独立すれば競合他社になる関係なので、所属していた会社とギスギスした関係になりがちですが、その会社は社長含め本当に人格的に尊敬できる方が多く、独立した今もたまにお酒をご一緒する関係です。

 

結局その会社には2年弱お世話になり、

ちょうど退職する年の宅建に合格し、それを機に独立するに至りました。

 

 

長くなりましたが、こんな感じで社会人人生を歩んできました。

転職するとき、独立するとき、ここには到底書ききれないいろんな葛藤がありました。

楽天的な性格だと自負していますが、そんな私も不安と迷いで眠れない日が続くこともありました。

このブログを見ていただいている方のなかには、今もまさに、そういった心境でこのブログにたどり着いた方もいらっしゃるかもしれません。

振り返ってみれば寄り道や、無用な心配や、多くの失敗がありました。

このブログではそうした部分もさらけ出していって、私の経験が少しでも皆さまのお役に立てればと思っています。

 

 

今会社は2期目が終わろうとしています。

赤字決算にしていますが何とか順調に経営できていると思います。

まだまだこれからですが、長く続く会社、関与する皆さまを少しでも幸せにする会社にしたいです。

 

文章を書くのが上手ではありませんので、読みづらいところがあると思いますが、以後不定期の更新となるかと思いますが、お付き合いいただけますと幸いです。